新車購入で車両保険をつける必要はあるのか?

公開日:2025/01/15  

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新車購入時に車両保険をつけるべきかどうかは、多くの人が悩むポイントです。確かに高額な新車を守るために保険は必要かもしれませんが、保険料も決して安くはないため、月々の負担も気になります。本記事では、車両保険のメリットや具体的な検討ポイントについてくわしく解説します。

車両保険に加入する人の割合は?

新車の購入後、どれぐらいの人が車両保険に加入しているのでしょうか。

三井住友海上の調査データ(2022年4月〜2023年3月)によると、新車を購入して自動車保険に加入した方の約64%が車両保険にも加入していることが明らかになりました。これは、新車を購入する人々の過半数が、車両保険の重要性を認識し、保険に加入していることを示しています。

新車購入時に車両保険をつけた方がよいと考える人が多い理由はいくつか考えられます。まず、新しい車に慣れるまでには時間がかかることが多く、以前の車より新車のサイズが大きくなったり、パワーアップしたりすると、運転感覚の違いから予期せぬ事故が発生する可能性があります。

このような場合に備えて、車両保険をつけることは事故による急な出費を防ぐためにも有効です。ほかにも「ローンで購入したから」「高級車を購入したから」「しばらくは傷のない車でいたいから」という理由もあります。

反対に多少の傷であれば気にしないという人、急な出費でも貯金で対応できるという人は、車両保険に加入しない選択をすることもあります。自分で車の修理費用を負担できるという自信がある場合には、保険に加入しないという判断もひとつの選択肢です。

新車購入で車両保険をつけるメリット

新車を購入する際、車両保険に加入するかどうか悩む方も多いかもしれません。

しかし、車両保険に加入することには多くのメリットがあります。

ローン返済への安心

新車をローンで購入した場合、事故で廃車になったとしてもローンの返済は続きます。

車が手元にないのにローンだけが残る状況は避けたいものです。車両保険に加入していれば、事故で車が廃車になった場合でも、保険金をローン返済に充てることができます。

残価設定型ローン(残価設定型クレジット)で車を購入していた場合、事故で廃車になると、残価分の支払いも発生し、一括返済を求められる可能性があります。こうした支払いに備えるためにも、車両保険は重要です。

修理費用や再購入費用のカバー

事故で車が損傷した場合、修理費用や再購入費用は大きな負担となります。

しかし車両保険に加入していれば、保険金でこれらの費用をカバーすることができ、迅速に修理や再購入が可能です。車を日常的に使用している場合、事故で車が使えなくなると生活に大きな支障をきたすことがあります。手元にすぐ使えるお金がない場合でも、車両保険があれば安心です。

新車なら保険金の支払限度額が高くなる

車両保険の保険金支払限度額は、契約時点での車の時価額によって決まります。

新車時は時価額がもっとも高いため、新車購入時に車両保険に加入することで、保険金の支払限度額も高くなります。その結果、事故による修理費や再購入費が全額カバーされる可能性が高まります。

自然災害リスクへの備え

車両保険は事故だけではなく、火災や爆発、盗難、台風、洪水などの自然災害による損害も補償対象となります。

とくに、災害リスクの高い地域に車の保管場所がある場合、車両保険に加入しておくと安心です。ただし、地震や火山の噴火、津波による損害は車両保険の補償対象外となるため、これらに対する補償が必要な場合は、別途特約の加入がおすすめです。

車両保険の加入時に検討すべきポイントとは

新車購入時に車両保険へ加入する際には、いくつかの重要なポイントを検討することが必要です。

適切な保険を選ぶために以下の点を考慮しましょう。

新車特約の加入を検討しよう

新車特約とは、契約車が全損等の大きな損害を受けた際、新車購入価格を限度に保険金を受け取れるというものです。

通常、車両保険の保険金支払限度額は車の時価額と連動して年々下がりますが、新車特約があれば、購入当初の価格に近い額を受け取ることができます。ただし、新車特約をつけられるのは新車登録から一定期間内の車に限られ、この期間は保険会社によって異なります。

加入のタイミングも重要

車両保険の加入タイミングも重要です。

納車直後から車を使用するのであれば、納車日当日から保険が適用されるようにする必要があります。車両保険への加入手続きは納車前に済ませ、保険の開始日(始期日)を納車日に設定しておくと安心です。車検証に記載された車体情報をもとに手続きを進めましょう。

車両保険のタイプ

車両保険のタイプも考慮すべきポイントです。

多くの保険会社では一般型とエコノミー型の2種類の車両保険を提供しています。エコノミー型は保険料が安い反面、補償範囲が限定されるため、自損事故など一部の事故は補償対象外となりますが、保険料を抑えたい方にはエコノミー型も選択肢となります。

その他

車両保険の自己負担額を高めに設定すると、保険料は安くなりますが、保険金額は減少します。

保険料の予算と補償のバランスを見極めて設定しましょう。事前にできる事故対策として、ドライブレコーダーの装着もおすすめです。

ドライブレコーダーは、事故や当て逃げの際に客観的な証拠を提供できるため、過失割合の判断や相手方への損害賠償請求に役立ちます。車両保険への加入とともに導入を検討しましょう。

まとめ

車両保険に加入するかどうかは個々の状況や価値観によって異なります。新車購入時に車両保険に加入することで、車を運転する時の多くのリスクに備え、安心してカーライフを楽しむことができます。また、新車購入時には、自分のライフスタイルや経済状況を考慮し、適切な保険選びをすることが重要です。新車特約への加入や車両保険自己負担額の設定など、自分に合った保険の条件を選定しましょう。新車を大切に長く使いたいと考えるならば、車両保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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