新車のオプションで必要なものはどれ?

公開日:2025/07/15  

新車のオプション新車を購入する際、ディーラーにさまざまなオプションを勧められることでしょう。しかし、ディーラーの言うままにオプションを搭載すると、思っていた以上に購入費用が膨れ上がってしまうこともままあります。そこで今回は、新車のオプションを「絶対に着けるべきもの」「あまり必要ではないもの」に分けて解説をしていきます。

新車のオプションは大きく分けて二種類

「オプション装備」と一口に言っても、実は大きく分けて「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」の2種類に分類されます。両者の主な違いは、その装備を後から取り付けることができるかどうかです。

メーカーオプション

まず「メーカーオプション」とは、自動車が工場で製造される段階で装着される装備のことで、完成後に取り付けることは基本的にできません。代表的なものとしては、ブラインドスポットモニターなどの先進安全装備、バックカメラ&モニター、スマートエントリーシステム、本革シート、サンルーフ、AC100Vのアクセサリーコンセントなどが挙げられます。これらは車体の構造や電装系統に関わるため、車が完成してからでは後付けが困難、あるいは不可能です。そのため、新車を購入する際には、注文時に必要なメーカーオプションをしっかりと選んでおく必要があります。

ディーラーオプション

一方で「ディーラーオプション」とは、車両が完成した後、納車前に販売店(ディーラー)で取り付けられる装備を指します。こちらは比較的容易に後から追加できるものが多く、購入時に必ずしも選ばなくてもよい点が特徴です。主な例としては、フロアマット、ETC車載器、ドライブレコーダー、リモコンエンジンスターターなどがあります。これらは後からの装着や交換が比較的容易なため、納車前のタイミングや納車後のライフスタイルの変化に応じて取り付けることができます。

絶対に着けるべきオプション

車を購入する際に「絶対にあったほうがいいオプション装備」はいくつかあります。

カーナビ

カーナビは目的地までの案内だけでなく、渋滞情報の確認や周辺施設の検索などにも活躍するため、現代のドライブにおいては必需品とも言えます。標準装備されていない車種では、メーカーオプションかディーラーオプションで必ず付けるべきです。

先進安全装備

次に重要なのが先進安全装備です。高級車ではフル装備が一般的ですが、一般車では一部の機能がオプション扱いになることが多いため、必要に応じて追加が必要です。安全性を高める意味でも、可能な限り装備を充実させるのが望ましいです。

バックモニター

バックモニターも非常に有用な装備で、車の後方の映像を映し出すことで、駐車や後退時の安全性が大きく向上します。新型車では義務化が進んでいるものの、すべての車に装備されているわけではないため、付いていない場合は積極的に選択すべきです。

ETC車載器

また、高速道路の利用が多い人にとってETC車載器は必須です。料金の割引やスムーズな通過が可能になり、ストレスの軽減につながります。

ドライブレコーダー

さらに、ドライブレコーダーは事故やあおり運転などの記録として大きな役割を果たします。万一の際の証拠にもなり、現代の交通環境では必需品と言える存在です。

あまり必要ではないオプション

車のオプション装備には「あったほうが便利そう」と感じて装着してみたものの、実際にはあまり使わず、結果的に不要だったと後悔するようなものも少なくありません。ここでは、そのような「慎重に検討したほうがよいオプション装備」を紹介します。

サンルーフ

まず代表的なのがサンルーフです。これは車の屋根部分に開口部を設ける装備で、採光性や開放感を得られることが魅力です。一見オシャレで便利そうに思えますが、実際には「最初だけ開け閉めを楽しんでいたけれど、しばらくすると使わなくなった」という声も多くあります。さらに価格も10万円以上することが一般的で、コストパフォーマンスの面でも疑問が残る装備のひとつです。外観や室内の雰囲気を重視する人にとっては魅力的かもしれませんが、本当に必要かどうかは慎重に考える必要があります。

本革シート

次に挙げられるのが本革シートです。見た目の高級感は大きな魅力であり、所有満足度も高い装備ですが、使い勝手の面ではデメリットも多いです。たとえば、夏場は蒸れやすく、冬場は座った瞬間に冷たく感じやすい点が挙げられます。また運転中に滑りやすいことや、デニムなど濃い色の衣服による色移りが起こる可能性などが指摘されています。最近では、高級車でもあえて通気性やメンテナンス性に優れた合成皮革を採用するケースも増えており、単純に「本革=上質」とは言えない時代です。このことから、見た目と実用性のバランスをよく考えたうえでの判断が必要です。

ドアバイザー

最後に紹介するのはドアバイザーです。これは、サイドウインドウ上部に取り付けることで、雨の日でも窓を少し開けて換気ができるという便利な装備です。とくに車内で喫煙する人にとっては重宝されるものでしたが、現代では喫煙者の割合も減り、その必要性も薄れつつあります。また、ドアバイザーは車の本来のスタイルを崩してしまうという声もあり、デザイン性を重視する人にとってはマイナスポイントとなる可能性もあります。ディーラーによっては初期装備のように当然のように勧めてくることもありますが、自分のライフスタイルや車の使い方に合っているかどうかをしっかり検討すべきです。

まとめ

新車購入時には、多くのオプション装備が提案されますが、それぞれの必要性を見極めることが大切です。安全性や利便性に直結するカーナビ、先進安全装備、バックモニター、ETC、ドライブレコーダーなどは、ぜひ装着を検討したい実用性の高いオプションです。一方で、サンルーフや本革シート、ドアバイザーといった見た目や一時的な快適性を重視する装備は、後々使わなくなって後悔するケースもあります。費用対効果や自分のライフスタイルに合っているかどうかをよく考え、慎重に選ぶことが満足のいく車選びにつながります。オプションは「なんとなく」ではなく「本当に必要か」で選ぶのが賢明です。

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